札幌医学技術福祉専門学校を卒業。臨床検査技師として病院や健康診断の事業所で20年以上勤務。臨床検査技師の仕事が好きで、「患者さんを元気づけたい。心地よく検査を受けてほしい」という想いを大切にして仕事をしてきた。

ある日、足首を骨折して動けなくなった時、これまでの自分の人生を振り返り、「周りの人から嫌われたくない。いい人で見られたい」という思いから生きづらさを感じ、心から笑えていない自分に気づく。そんな自分を変えたくて、2017年1月に資格を取得し、笑いヨガ講師として活動を始める。

笑いヨガは年齢問わず、誰でも参加できることもあり、自身が主催するサークルや高齢者施設で定期的に講座を開催するほか、生涯学習での講座や公民館行事、地域包括センター、小学校や看護学校など様々な場所で200回以上開講し、2,000人以上が参加。

「日々の生活の中で、笑えていなかったことに気づけた」「ぽっぺたが筋肉痛になりそう」と感じた人や「たくさん笑ったことでよく眠れた」などと参加した人から好評を得ている。

活動のモットーとして、「過去を気にして悩むのではなく、未来を心配するのでもなく、今を笑って生きることを感じてもらう」ことを大切にし、笑うことは心や体を元気にするだけじゃなく、人生をより豊かにしてくれるなど、笑うことの良さや重要性、価値を知ってもらえるよう活動している。